NIKKOR f/1.8 GALLERY 最高の表現を。最高のレンズで。東京カメラ部10選が撮る単焦点の世界

別所隆弘

使用レンズ:AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED使用カメラ:D810 シャッタースピード:48sec. 絞り値:f/9.0 焦点距離:20mm ISO:100

別所隆弘

使用レンズ:AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED使用カメラ:D810 シャッタースピード:4sec. 絞り値:f/8.0 焦点距離:20mm ISO:100

別所隆弘

使用レンズ:AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED使用カメラ:D810 シャッタースピード:30sec. 絞り値:f/8.0 焦点距離:20mm ISO:100

別所隆弘

使用レンズ:AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED使用カメラ:D810 シャッタースピード:18sec. 絞り値:f/10.0 焦点距離:20mm ISO:100

別所隆弘

使用レンズ:AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED使用カメラ:D810 シャッタースピード:243sec. 絞り値:f/10.0 焦点距離:20mm ISO:100

AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

を使ってみて(別所 隆弘)

20mmという超広角域に入ってくるレンズながら、とにかく軽くてコンパクトでしかもf1.8と明るいということで、広角好きなら常用使いにしてもいいんじゃないかと思えるほど。多くの高性能な超広角レンズが1キロ前後の重さであるのに比べて、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDはわずか355g。この軽さがまずは一番の魅力。では実際の写りはどうなのかというと、これもまた魅力的。20mmという若干暴れん坊な画角なので、ちょっと傾けたり水平が狂うと盛大にパースが付くのは、これは超広角という性質上仕方がないのだが、きっちりと水平を出して使うと周辺の歪みや描写の流れが少ないので、目の前に広がる風景を細部まで、広々と捉えることができる。f1.8スタートなので、数段絞れば解像感の切れ味も素晴らしい。一方、今回はスナップ的な撮影はしなかったのだが、ボケの表現も自然で好ましい。最短撮影距離が20mmなので、ぐっと寄れば広角マクロのような使い方もできる。撮影全体を通して、20mmという画角を押さえるのにピッタリという印象を持った。
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別所 隆弘

別所 隆弘

滋賀県在住。プロフォトグラファー。アメリカ文学研究者。ニッコールフォトコンテストやInternational Photography Awardsなど、国内外の写真賞多数受賞。「デジタルカメラマガジン」の連載を中心とした雑誌掲載やウェブメディア、著書などを通じて、写真と文学の融合を試みるのが近年の関心事。
滋賀、京都を中心とした”Around The Lake”というテーマでの撮影がライフワーク。自然風景を中心に、飛行機、花火、都市、工場などの夜景写真を得意としている。
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