NIKON 東京カメラ部

東京カメラ部10選U-22フォトコンテスト2021

審査結果発表

2023年8月24日 から 2023年10月31日まで開催した
「東京カメラ部10選U-22フォトコンテスト2023」へ
たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
素晴らしい作品の中から選ばれた入賞作品と、
入賞者のコメントをここに発表いたします。

東京カメラ部10選U-22

東京カメラ部10選U-22 平田和義さんの作品「鳥鳥風月」

「鳥鳥風月」平田和義さん

東の空に昇ってきた満月を眺めていた時に二羽のコハクチョウが丁度その前を通り過ぎていった。純白な白鳥、少し冷たい風、昇りたての少し赤い月。花は無いがまさしく花鳥風月。自然の美しさをしみじみ感じる一瞬であった。

東京カメラ部10選U-22 彩 @soda_________さんの作品「世界の中心に」

「世界の中心に」彩 @soda_________さん

高く手を掲げる彼女は、何を想い、何が見えているのか。彼女の心に想いを馳せながら、撮影した写真です。多重露光で水面ときらきらを重ねることで、溢れるような想いを表現しています。“この想いが溢れる前に私の心を捕まえておいてよ。って、潤んだ君の瞳には世界の何が見えてるの。僕はきっと一度死んで生まれ変わってもわかりやしないよ。だって君は世界の中心に産み落とされた人、僕は世界の片隅に落っこちてた人なんだから”

東京カメラ部10選U-22 ひなせさんの作品「夏寄せ日記」

「夏寄せ日記」ひなせさん

初夏に撮りました。まだまだ夏日とは言えない涼しい日の昼下がりだったと思います。早く夏を感じたい!という思い一心でシャッターを切りました。

東京カメラ部10選U-22 草野誉斗さんの作品「威風堂々」

「威風堂々」草野誉斗さん

阿蘇の噴火で流れた火砕流が作り出した、一面に広がる波打つ大地。荒波のように連なる丘陵の中で、一本の木が堂々と立ち尽くしていた。悠久の大自然の中で、小さくも力強く生きる木の英姿は、正に「威風堂々たる姿」そのものであった。

東京カメラ部10選U-22 鬼塚巧也さんの作品「天空の大河」

「天空の大河」鬼塚巧也さん

くじゅう連山の冬に霧氷と雲海が出た日に撮った1枚です。手前と奥に流れる雲海が一面を埋め尽くすタイミングを待ち、手前に霧氷を入れ、一面を埋め尽くす雲海で幻想的な世界観を出すことを意識しました。

東京カメラ部10選U-22 武村拓海@photo.ta.kuさんの作品「Microcosm」

「Microcosm」武村拓海@photo.ta.kuさん

お気に入りの散歩コース、鴨川デルタ。8月の暑さが少し和らいだ夕刻、鴨川を散歩していると川辺に発生している藻を見つけた。覗き込むと中には気泡がいくつも閉じ込められており、まるで小さな宇宙のようだと感じた。少し角度を変えるだけで様相を変える藻に魅了され、夢中になって撮影していた。

東京カメラ部10選U-22 倉場康太さんの作品「万白一紅」

「万白一紅」倉場康太さん

赤ワンピの女性が白銀の世界を歩んでゆく情景を写真に仕上げた。真っ白な世界に進出色である赤色の被写体を置くことで存在感を引き立たせる様に工夫した。撮影地は桜で有名な埼玉県元荒川の桜並木。居住地は関西であるがイメージした景色を撮るため関東地方の天気予報に雪マークが点るとすぐさま夜行バスのチケットを確保し撮影の旅に出た。現地は白銀の世界に包まれており頭に思い描いた情景を再現し黙々とシャッターを切った。

東京カメラ部10選U-22 Shota Yokoyamaさんの作品「Brand new day」

「Brand new day」Shota Yokoyamaさん

8月の終わり、海岸沿い。落ちかける太陽の光が水平線から力強く差していた。夏に背を向け、飛び立つ後ろ姿を、咄嗟にシャッターを切って捉えた。その一瞬が、この写真と共に、強く、儚く、美しく記憶に残った。

東京カメラ部10選U-22 うだ @uda_photoさんの作品「人と光の戯れ」

「人と光の戯れ」うだ @uda_photoさん

どこにフォーカスしているかすら意識できない浮遊感を求めてシャッターを切りました。さまざまなパラメータを工夫して写真を撮る今日、それすらも排除してシャッターを切る行為やその時空だけを感じられるものにできました。

東京カメラ部10選U-22 横川博樹さんの作品「クロームバード」

「クロームバード」横川博樹さん

初秋、澄んだ空に向かって鳴いてるオナガの一瞬を撮影しました。オナガと同じ特徴的なクローム調の青色をした空に太陽の光が射し込んで美しいグラデーションの背景になりました。

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