東京カメラ部10選

10 Viral Photographs of 2019

東京カメラ部10選U-22とは?

東京カメラ部が (株)ニコンイメージングジャパンに協賛いただき
2020年7月3日から8月4日まで開催した “次世代を担う若者が撮影する作品” をテーマとした
フォトコンテストを通して選ばれた10枚の写真とその写真を撮影された方です。

東京カメラ部10選U-22メンバー

加藤 滉大 (Kou)酒井 雄世井口 晃志Yuta Nakamura浦田 凌吾塚田 泰平佐藤 悠大高橋 海斗Tomosaki (@photono_gen)長谷川 ルウ

加藤 滉大 (Kou)、酒井 雄世、井口 晃志、Yuta Nakamura、浦田 凌吾、
塚田 泰平、佐藤 悠大、高橋 海斗、Tomosaki (@photono_gen)、長谷川 ルウ (順不同)

10選写真紹介

「Two-faced」加藤 滉大 (Kou)→view comment
「夏のプラネタリウム」酒井 雄世→view comment
「Phantom church」井口 晃志→view comment
「導きの光」Yuta Nakamura→view comment
「Fly in an arc」浦田 凌吾→view comment
「皆既月食の夜に。」塚田 泰平→view comment
「躑躅の景」佐藤 悠大→view comment
「お母さん!何か拾ったよ!」高橋 海斗→view comment
「君もあの雲を見ているだろうか」Tomosaki (@photono_gen)→view comment
「瑠璃」長谷川 ルウ→view comment

東京カメラ部10選U-22について

東京カメラ部10選U-22

東京カメラ部10選U-22とは

今回、株式会社ニコンイメージングジャパンは、東京カメラ部との共催企画として、“次世代を担う若者が撮影する作品”をテーマに、若者ならではの新たな視点を期待して年代を限定した「東京カメラ部10選U-22フォトコンテスト」に協賛いたしました。

約1か月の短い応募期間でしたが、大変嬉しいことに4,986件の作品が寄せられ、若い世代の皆さまの写真への情熱を改めて感じるが出来ました。

今回掲載の10作品を「東京カメラ部10選U-22」としてご紹介しております。
皆さまの作品を通して、次の世代にも写真を撮ることの楽しみ、カメラを持つ喜びが伝われば幸いです。

株式会社ニコンイメージングジャパン


東京カメラ部10選U-22入選の皆さまへ

この度は、「東京カメラ部10選U-22フォトコンテスト」へのご参加ありがとうございます。また、東京カメラ部10選U-22入選おめでとうございます。

東京カメラ部に日々投稿いただく2~4万作品をほぼ毎日拝見をさせていただいて驚くことは、写真が上手い若者の多さと、その上達速度の素早さです。事実、数千万という作品の中から選ばれている東京カメラ部10選の方々の平均年齢は、選定要素に年齢がまったくないにもかかわらず毎年のように低下していっています。

わたしたちは、この状況を「写真上達の高速道路が生まれた」と感じています。そして、この高速道路は誰にでも開かれているため、その登場は競争を激化させ続けていると日々実感しています。

皆さまは、まさにこの高速道路のトップランナーだとわたしは思っています。応募総数4,986作品の中から選ばれたということからも理解していただけると思いますが、決して、年齢だけで選ばれたわけではありません。そして、これから皆さまは、プロカメラマンでもなかなか受けることができない、「大手カメラメーカーであるニコンさんによる製品モニター」を受けることができます。

ぜひ、そのメリットを生かして、自信を持って、自由に写真を撮って思いっきり楽しんでください。そして、自身の意思で、自身の好きを突き詰めていってください。

また、よろしければ東京カメラ部への投稿をよろしくお願いします。皆さまのますますの成長と活躍を心から楽しみにしています。

東京カメラ部代表
塚崎秀雄

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加藤 滉大 (Kou)

作品は夕方の大阪駅にて、通行人のシルエットと影を捉えた一枚である。シルエットの「濃い黒」と地面に投影された影の「淡い黒」の対比が、人間の表裏の二面性を表現しているように目に映った。影の大きさが身長と同じになる夕方の時間帯を狙うことで、裏の面が表の面と等しく存在していることを表現している。また作品は撮影時の写真の天地を反転し、普段意識して見ることのない影即ち人間の本性に目が行くように誘導を狙った。
酒井 雄世

望遠レンズで打ち上げ花火と観覧車を切り取った一枚です。星空でデートを楽しんでいるかのような雰囲気を感じてもらえたら嬉しいです。
井口 晃志

スロベニアのブレッド湖の湖上にある教会を撮影した写真です。この日は少し雪が降っており、展望台に向かう途中も着いてからもずっと視界は悪く、教会を見る事はできませんでした。しかし帰り道に一瞬だけ視界が開け、白い霧を纏う教会を見る事ができたものの、その後もすぐに霧に包まれてしまい、下に降りるまで教会を見る事ができなかったことから、「Phantom church」幻の教会というタイトルを付けました。
Yuta Nakamura

隧道(ずいどう)という河川トンネルでの1枚です。人力での作業によって作られた構造物で、当時のものづくりを継承するという意味でランタンを構図に入れました。河川トンネルを意識するため下に溜まった水でリフレクションを作り全体をまとめました。
浦田 凌吾

2017年夏に彦根城築城410年を記念してブルーインパルスが飛行しました。この写真は、本飛行の前日に行われた予行演習を撮影したものです。当初は彦根城と絡めて撮ろうと考えていたのですが、詳しい飛行経路が分からなかったこともあり、空が広く見渡せる琵琶湖の海岸でブルーインパルスがやって来るのを待ちました。飛行機雲が描くカーブと波打ち際のカーブが上手くマッチし、纏まりのある写真を撮影することができました。
塚田泰平

太陽、地球、月。広い宇宙空間の中で、3つの天体が並ぶ際にだけ見れる現象。皆既月食。そんな珍しい現象をスカイツリーと絡めて撮影いたしました。
佐藤 悠大

くじゅう連山平治岳。ミヤマキリシマの名所で毎年シーズになると山頂付近は一面ピンク色に染まる。今年は満開と満月の時期が重なっていたこともあり、深夜から登山を始め山頂付近で両者を合わせて撮影した。
高橋 海斗

ルピナスの咲く頃。春先に生まれた子ギツネたちは、次第に行動圏を広げてゆき、駆けまわるようになる。あと少しで独り立ちをしなければならない。狩りの練習だろうか、何かを拾ってきては遊ぶ場面も目にするようになった。これから、彼らにはどんな冒険が待っているのだろうか。
Tomosaki (@photono_gen)

長い梅雨で心が晴れない中、突如空に大きな雲が現れ、心を奪われました。 僕はこの雲を見て晴れやかな気持ちになったので、このときめきを共有したい、同じ空をみんなに見てほしい、そんな想いでシャッターを切りました。 僕の夏の思い出、お気に入りの一枚です。
長谷川 ルウ

滋賀県を120年間走り続けている近江鉄道。枕木や架線柱は今も木のままで、電車が近づいて来ると、とても大きな音が響き渡ってきます。沿線の多くには田んぼが広がっており、水田の時期の風の弱い日には、水鏡の世界が楽しめます。